・ボディーカラーリングの塗布後の放置時間は最低何時間?
・塗布後の放置時間が長い方が黒く染まる?
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!
ボディビルの大会では、肌が黒い方が見栄えが良くなります。そのため、日焼けに加えて、大会直前にボディーカラーリング(以降、カラーリング)を行うことが一般的です。
カラーリングは専用のローションが肌の成分と反応して黒くなることで、一時的に肌を黒く染めるものです。
ローションを塗ってすぐに染まるわけではなく、定着するには8時間程度かかると言われています。そこまでに水に濡れてしまうと、染まらなかったり、ムラになってしまいます。
とはいっても、
「大会前日(前々日)にそんなに時間が取れない!もっと短時間でも大丈夫?」
「長く置いたほうが濃く染まるのでは?」
と様々な疑問があると思います。
そこで…
セルフタンニングローションを使い、放置時間ごとにどう発色が変わるのか、実際に試した結果を画像とともにレポートします!
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今回の実験の内容
実験の詳細
実験は次のような形で行いました。
- セルフタンニングローションのコンテストブラック(ナーブス)を使用
- 薄く1度塗り
- 指定の時間になったら、霧吹きで該当部分に水をかけて拭き取る
- 経過を観察する
私はJBBFの選手なので、コンテストブラックを使用しました。
他団体で使用できるプロタンや、サロンで行うスプレータンニングでは結果は異なるかもしれません。
検証結果
検証結果
検証の結果、次のことがわかりました。
- 2時間はほぼ発色しない
- 4時間置けば発色はする
- 4〜8時間放置はあまり色の差がない
- 4~8時間放置よりも12〜24時間放置した方が濃くなるが、落ちるのも遅くなる
ただし、今回はローションを完全に乾かすことができたことと、服にすれず、汗をかかず、水にも濡れない条件下での実験でした。
実際には服とすれる、汗をかくなどのリスクがあるため、放置時間は最低6時間必要だと思います。
また、6~8時間放置より12~24時間放置のほうが色は濃く、持ちも良くなります。しかし、重ね塗りをする場合や下地の日焼けをしている場合はあまり関係ないかもしれません。
12~24時間放置していた部分は、実験後18日が経つ今でもまだ色が残っています。そのため、早くカラーリングを落としたい人は放置時間を12時間未満にするとよさそうです。
時間による色の変化
ここからは実際の色の変化を写真で見ていきます。
左が塗布直後、右に行くにつれて時間が経過しています。
また、塗布部分は上から放置時間が2時間で拭き取ったもの、4時間で拭き取ったもの…と続き、一番下が24時間放置したものになります。
写真だと色が飛んでしまい、ニュアンスが伝わりづらいのですが、塗布後48時間経過した時点では、4~8時間放置はあまり色が変わらない印象でした。また、4~8時間放置より、12~24時間放置は明確に色が濃くなっていました。
発色のタイミング
もう一度同じ画像を見ていきます。
コンテストブラックの場合「塗布後8時間では発色せず、12時間経過時点では発色している」ということがわかります。
つまり、大会前日に塗る場合、塗布した時間とステージ本番の時間が12時間未満の場合、発色しないままステージに立つことになります。
また、ステージ本番までには12時間が確保できても、朝の時点では発色していなかった場合、発色していない身体に合わせてメイクをしてしまい、本番では顔が白く浮いてしまった…。という可能性もあります。
このようなことを踏まえると、カラーリングは大会の前々日に行うのがベストだと思います。
まとめ
今回のボディーカラーリング(コンテストブラック)と放置時間の実験では、次のようなことがわかりました!
- 4時間置けば発色はする
- 4〜8時間放置はあまり色の差がない
- 4~8時間放置よりも12〜24時間放置した方が濃くなるが、落ちるのも遅くなる
→服との擦れや水濡れ(汗)のリスクも考えると、最低6時間は放置したい
- 塗布から8時間の時点では発色せず、12時間経過した時点では発色している
→大会当日の朝から十分に発色させるためには、大会前々日の塗布がベスト
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