・自宅でも筋トレできるようにしたいけど、何を買ったらいいの?
・ダンベル/ベンチはどうやって選んだらいい?
・ほかに買っておいた方が良いものはある?
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!
世の中の状況もあり、普段通うジムが使えなくなることも大いに考えられます。2020年には新型コロナウイルスの影響により、数か月にわたってジムが閉館することもありました。その際にトレーニング器具は品切れが続き、なかなか手に入りませんでした。今後同じことが起きる可能性もゼロではありません。そうなる前に、自宅トレーニングの環境を整えておくのも一つの選択肢だと思っています。
私は普段はジムを利用しているので、使用していないときはコンパクトにして収納することができるものを購入しました!トレーニング道具を購入しようとしている方の参考になれば嬉しいです!
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最低限揃えたいものはこの4つ!
自宅でのトレーニング環境を整えるにあたり、最低限必要なものはこの4つです。
- ダンベル
- トレーニングベンチ
- トレーニングチューブ
- マット(ヨガマットがオススメ)
この3つがあれば、出来る種目はかなり多く、全身を鍛えることが可能です!コンテストに出る方であれば、トレーニングチューブは大会時のパンプアップにも使用出来るので買っておいて損はないです!
JBBFの大会ではパンプアップ用のダンベルの持ち込みが不可になりました。チューブやリストウェイトで対応しましょう!
ダンベルの選び方とオススメアイテム
ダンベル選びのポイント①固定式or可変式
市販されているダンベルには「固定式」と「可変式」があります。固定式は良くジムに置いてあるような、〇kgのものです。可変式はダイヤルorプレートをセッティングすることで重量を変えることができます。
固定式ダンベルの利点は、重量のセッティングをする必要がなくすぐ使えることですが、複数の重量を扱う場合はそのぶん数が必要になってくるので、費用的にも高くなりますし、置き場所にも困ります。なのでオススメしません。
可変式ダンベルは一つで複数重量に対応できるので、宅トレにはもってこいです。可変式ダンベルの中から自分に合うものを見つけるのがオススメです!
ダンベル選びのポイント②プレート式orダイヤル式
可変ダンベルには大きく分けて2種類あります。バーベルと同じようにプレートの付け外しで重量を変える「プレート式」とダイヤルの変更で重量を変えられる「ダイヤル式」です。
それぞれメリット、デメリットがあります。
プレート式のメリット- ダイヤル式と比較すると安価
- プレートだけでも使える
- 使わないときは分解してコンパクトに出来る
- セット間の重量変更が面倒
- セット間の重量変更が簡単
- プレート式と比較すると高価
- 収納時に場所を取る
私はプレート式を使用していますが、セット間の重量変更はなかなか手間です。そこが嫌だなという人はダイヤル式を選んだ方が良いと思います。
ダンベル選びのポイント③素材
特にプレート式のダンベルに関しては、滑りにくいようなラバーコーティングが施されている場合もあります。また、ポリエチレン+セメントが素材となっているダンベルもあります。サイズは大きくなりますが、フローリングで使用しても傷がつきにくいといわれています。
この辺りはどこで使いたいのか、など自分の状況によって判断しましょう!
実際に私が使用しているオススメダンベル
私が実際に使用しているのはこのダンベルです。楽天で約5500円くらいで買いました。
普段はジムに行っているので、使用頻度は少ないです。そのためそこそこ使えれば安価なもので良いと考え、これにしました!
20kgを購入したため、少し重量が物足りないかと思いましたが、プレートを1つのシャフトに付けれは、MAXで15kg(2.5kg×4+1.25kg×4)まで使えます。ダンベル1つの種目しかできませんが。笑
良い点は、とにかく安価であること。私は楽天で約5500円で購入したのですが、ダイヤル式可変ダンベルが1個1万円~することを考えるととてもコスパは良いと思っています。収納ケースがちょっと歪んでいたり、シャフトやカラーのバリ取りが甘いなど突っ込みどころはありますが、ダンベル自体は問題なく使えますし、この値段なので気にしていません。笑
また、延長用のシャフトをつなぐことでバーベルとしても使用できますが、接続部分がちょっとぐらつくことがあったので使っていません。ここはあまり期待しない方が良いと思います。
とりあえずプレート式のダンベルが安く欲しい!細かいことは気にしない!という方にはとてもオススメな商品です。
ベンチの選び方とオススメアイテム
ダンベルと同じくらいトレーニングに必要なのはベンチですね!ここではインクラインベンチを購入することを想定して、選ぶポイントを紹介していきます!
ベンチ選びのポイント①背もたれの角度
ほとんどのインクラインベンチは90度まで背もたれを起こすことが出来ますが、たまにそこまでいかない商品があります。ベンチを使うときは30度、45度、90度が一番使う頻度が多いと思うので、その角度で固定できるものがオススメです!
ベンチ選びのポイント②座面の角度
意外と多いのが、座面の角度を変えられないベンチです。使えないことはないのですが、インクラインベンチを30~45度くらいで使う場合、座面側も角度をつけた方が前滑りしないので踏ん張りがききます。買うときは座面の角度が変えられるものをオススメします。
ベンチ選びのポイント③折りたためるか
ずっとベンチを置いておく人なら折りたたみ式でなくていいと思うのですが、私のようにいつもはしまっておきたい人は絶対に折りたたみ式がオススメです。私の使っているベンチは長さが140㎝あるため、かなり場所を取ります。これをそのまま収納するのは難しいです。折りたたむとだいたい90㎝くらいになるため、しまいやすいです。
実際に私が使用しているオススメベンチ
私が使っているのはこちらのベンチです!背もたれが90度までいくこと、座面の角度が変えられること、折りたたみ式であることからこれにしました!Amazonで1万円くらいで買いました。
実際に使ってみての不便はほぼありません。ただ、広げるとき⇔折りたたむときに指すピンが少し固いです。それ以外で困ったことは特にないですし、この値段で買えるのでオススメです!
どのベンチもそうですが、床に傷がつく可能性があるので、下に敷くものを買った方が良いと思います。私はヨガマットの上に乗せています!
トレーニングチューブの選び方とオススメアイテム
背中や脚、肩のトレーニング時に便利なのがトレーニングチューブです。ダンベルだと上、横から引く動き(例:ラットプルダウン、シーテッドロー)、膝を曲げる動き(例:レッグカール)をなどをすることが難しいですが、チューブだと自宅でも負荷をかけることができます。
また、コンテストに出場される方は、当日のパンプアップで使えるので、持っていて損はありません!
チューブ選びのポイント①ドアアンカーが付属しているか
チューブを使用したトレーニングの際に重宝するのはドアアンカーです。ドアに挟んで、そこにチューブを通すことで上(下)から引く動きが可能になります。ラットプルダウン、レッグカールなどが出来るようになります。
必ず、頑丈かつ"自分がチューブを引きたい方向と逆向きに開くドア"に取り付けましょう。ドアが壊れる可能性があります。チューブ選びのポイント②ハンドルの種類
楽天やAmazonで売られているものを見ると、D型のハンドルとアンクルストラップの2種がついています。この2つがあればだいたいの種目は出来ると思います!たまについてない商品もあるので、購入前に確認をした方が良いと思います。
実際に私が使用しているオススメチューブ
私が実際に使っているのはこのチューブです。楽天で1500円くらいで買いました。安い。ですが使用になんら問題はありません!ドアアンカーもついており、コスパ最強(推定)のチューブです◎
ヨガマットの選び方とオススメアイテム
家でダンベル・ベンチを使用する際は床に傷がつかないようにマットを敷くのがおすすめです。ベンチをずっと出したままにするのであれば、フロアマットの方が良いと思います。ただ、私はずっとベンチを出しているわけではないので、マットも必要なときだけ出せるものが良いと思い、ヨガマットを使用しています。ストレッチをするときにも使えるので便利です!
ヨガマット選びのポイント①厚さは8mm以上
ヨガマットにも色々な厚さがありますが、私個人のオススメは8mm以上です。トレーニングベンチの下に引くだけであれば厚みはあまり気にしなくても良いと思うのですが、ストレッチの際には厚めのものが良いと思います。薄手のものだと私は膝をついたときに痛みがあります。
ヨガマット選びのポイント②長さ180cmが目安
トレーニングベンチの下に引く場合、ヨガマットの長さはベンチの長さを考慮して決めた方が良いと思います。私はベンチが140㎝、ヨガマットが180cmのものを使用しています。他のベンチもそこまで大きさは変わらないと思うので、マットは180cmを目安に選ぶとよさそうです。
ベンチを置いても足元にスペースがあるので、そこにダンベルを置いています。ダンベルを直接床に置くと傷がつきそうで嫌なので、足元のマットにおけるのがとても良いです。
実際に私が使用しているオススメヨガマット
私が実際に使用しているヨガマットはこちらです!楽天で1300円くらいで買いました。ほぼ毎日ストレッチに使用していますが、購入から2年経つ今もまだまだきれいに使えています。コスパはとても良いと思います!
(ちなみに、この上でヒールを履いてポージング練習をすると穴が開くのでやめましょう。笑)
まとめ
- 自宅でのトレーニングに最低限必要なものは「ダンベル」「トレーニングベンチ」「トレーニングチューブ」「ヨガマット」の4つ
- ダンベルは可変式のものを選ぶ。プレート式orダイヤル式・素材は好みと予算による
- トレーニングベンチは「背もたれの角度」「座面の角度」「折りたたみできるか」で選ぶ
- トレーニングチューブは「ドアアンカー」と「ハンドル・アンクルストラップ」のついているものを!
- ヨガマットは厚さ8mm以上、長さ180cmを目安に選ぶのが◎