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JBBFの大会進行&ステージ上での動き方、気をつけたいことを解説!(フィットネスカテゴリ)

2023年2月19日

Yurika

MAX64kgからダイエット!→JBBF出場/競技のお役立ち情報を発信中/WEBライター/BASIマットピラティス指導者/ピラティスのレッスンの詳細・ご予約は公式LINEから ▼戦績 2021北区オープン ビキニフィットネス2位/2022千葉オープン フィットモデル-158 優勝・ビキニフィットネス-158 2位/2022オールジャパンフィットモデル-158 8位/2023 関東選手権 フィットモデル5位/2023千葉オープン3位

Yurika
こんにちは!フィットモデル競技者Yurikaです。
この記事で解決できる疑問

・ピックアップ審査?予選審査?違いは?

・各ラウンド何をするの?

・ステージ上でのふるまい、気をつけるべきことは?

こんなお悩みを解決できる記事を書きました!

JBBFの大会は、進行表が事前に掲載されています。

しかし、独自の用語が多いため、なかなかビギナー選手にはわかりづらいかもしれません。

そのせいか、毎年控え室で「次はIウォークあるの?」と慌てる選手や、ステージ上での動きを間違えて、大会進行を妨げてしまう選手がいます。

本番前に焦ってしまったり、ステージ上でエレガントに見えない振る舞いは避けたいですよね。

そうならないためには、事前にステージ上での動きと、どのラウンドで何をやるかを全て練習しておくことが必要です。

今回は、JBBFのフィットネスカテゴリについて、ステージ上での動きと、どのラウンドで何をやるかを解説します!

※対象カテゴリは、メンズフィジーク、ボディフィットネス、ビキニフィットネス、フィットモデルです。

※ボディフィットネスの方は、Iウォーク→Tウォークに置き換えて読んでいってください!

Yurika
ステージでベストを尽くすために、事前にしっかり練習しておきましょう!

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ステージ上での動き

まずは、ステージ上での動き方について解説します。

ステージ上の目印

ステージには、以下の目印が付けられています。

  1. Iウォークの方向転換位置
  2. ラインナップ位置
  3. Iウォークセンター位置

※大会によっては、後方待機の位置がつけられている場合もあります。

この位置を目安に移動していきます。

また、ステージマネージャー(ステージ上での進行をサポートするスタッフさん)の指示がある場合は、それに従いましょう。

ラインナップとは?

ラインナップは、全選手が横一列に並ぶことです。

ピックアップ・予選では舞台袖から出たらそのままラインナップ位置に並びます。

決勝では全員のIウォーク終了後、ラインナップ位置へ移動する指示があるので、それに従います。

ラインナップ位置にはテープで線が引いてあり、さらに立ち位置の目印がつけてあるので、ステージマネージャーの指示に沿って立ちます。

クォーターターンとは?

クォーターターンは規定ポーズです。

司会のコールに従い、ラインナップの位置で規定ポーズを取っていきます。

  1. フロントポーズ
  2. サイドポーズ(右向き)
  3. バックポーズ
  4. サイドポーズ(左向き)
  5. フロントポーズ

スイッチとは?

スイッチとは、選手の入れ替えのことです。

ラインナップのスイッチ

ラインナップ位置でのクォーターターン後、左右の入れ替えを行い、再度クォーターターンを行います。

進行から「○番と○番の選手の間でスイッチしてください」とアナウンスがあるので、その指示に従い場所を入れ替わります。

↓3番と4番の間でスイッチをする例

スイッチ前

 

スイッチ後

スイッチ後はクォーターターンを行い、その後再度スイッチの指示に従い、元の位置に戻ります。

スイッチがある場合は、「ラインナップ=クォーターターン→スイッチ→クォーターターン→スイッチ」になります。

比較審査のスイッチ

比較審査(後述)でもスイッチが発生する場合があります。

比較審査でのスイッチは、指定された番号の選手のみが入れ替えを行います。

↓2番と3番がスイッチをする例

スイッチ前

 

スイッチ後

比較審査

ラインナップ終了後は、舞台後方に下がります。

そして、審査員が比較したい人を4〜5名選び、比較審査が行われます。

司会がゼッケン番号をコールするので、呼ばれた人は指定の位置に行きます。

Yurika
コールはゼッケン番号で行われるので、自分のゼッケン番号は覚えておきましょう。

Iウォークとは?

Iウォークは、決勝ラウンドで実施される「自分だけのプレゼンテーションの時間」です。

※2022年度から名称が変更になりました。(旧:Lウォーク)

1.舞台袖から出てセンターまで行き、方向を変えて舞台前方の中央へ進みます。

2.指定の位置でフロントポーズ、バックポーズを取り、最後にご挨拶をして、舞台後方の待機位置に移動します。

2021年にルール改正があり、以下の点が変更になりました。注意しましょう。

・舞台袖から出てすぐのご挨拶はやらない

・フロント→バックポーズのつなぎのプレアクションは1つだけ

・ボディフィットネスにおいては、Iウォークではなく、Tウォークを実施する。

※Tウォークの詳細は下記の動画をご確認ください。

また、大会進行の流れを妨げないため、方向転換の1ポーズは長時間止まらないようにしましょう

スリーステップフォワードとは?

クォーターターンの中に組み込まれ、「3歩前に進む」ことを指します。決勝のみ実施。

  1. フロントポーズ
  2. サイドポーズ(右)
  3. バックポーズ
  4. スリーステップフォワード(3歩舞台後方に向かって歩き、バックポーズをとる)
  5. サイドポーズ(左)
  6. フロントポーズ
  7. スリーステップフォワード(3歩舞台前方に向かって歩き、フロントポーズをとる)

ボディフィットネス、ビキニフィットネス、フィットモデルはこのウォーキングも審査対象です。

エレガントに歩きましょう。

全ての審査が終了したら、退場します。

各ラウンドでやること

各ラウンドのやることはどう確認する?

各ラウンドでどの要素を実施するかは、進行表に記載があります。

進行表は、JBBF公式サイトの「大会」に掲載されます。

エントリー者が締め切られてから掲載されるため、おおむね大会の1~2週間前に掲載されることが多いです。

自分の出る大会の進行表は必ず確認しておきましょう。

1)ピックアップラウンド

参加者が13人以上いる場合、ピックアップ審査が行われます。

原則、全選手から12人がピックアップされ、予選審査に進みます。

Iウォークはなく、ラインナップ・クォーターターン・比較審査が行われます

比較審査に呼ばれる選手はボーダーライン上の選手です。呼ばれない選手は、「ピックアップするorしない」が確定している選手です。

ピックアップ落ちの選手は、順位はつきません。

フィットモデルのピックアップラウンドはモノキニを着用します。

Yurika
ピックアップラウンドで呼ばれたらやばいです!なにがなんでも12人に入る気持ちでポージングしましょう!

2)ラウンド1(予選)

ラウンド1では、ピックアップした12人に対して順位付けを行います。12人のうち、1〜6位の選手が決勝へ進みます。

Iウォークはなく、ラインナップ・クォーターターン・比較審査が行われます。

一般的に、最初に比較審査に呼ばれたグループ(=ファーストコール)の順位が良いと言われています。

選手数が6人以下の場合はピックアップ・予選ラウンドはなく、いきなり決勝になります。

フィットモデルの予選審査はイブニングドレスを着用します。

3)ラウンド2(決勝)

最後に残った6人で決勝が行われます。

Iウォーク、ラインナップ、クォーターターン、比較審査が行われます。

Iウォークが含まれるのは決勝のみです。また、比較審査でのクォーターターンには、スリーステップフォワードが含まれます

※大会によってはスリーステップフォワードがない場合もあります。

予選と同じく、決勝でも最初に呼ばれたグループ(=ファーストコール)の順位が良いと言われています。

フィットモデルのみ、決勝ラウンドが「決勝ラウンド1(モノキニ)」「決勝ラウンド2(イブニングドレス)」に分かれています

ステージ上で気をつけたいこと

ここからは、ステージ上でエレガントにふるまい、審査員から評価されるために、気をつけたいことをご紹介します。

立ち位置の確認で床を見ない

Iウォークの方向転換・センター位置、ラインナップの立ち位置、不安で床を見て確認したくなりますよね。

ただ、床を見てしまうと、顔が下を向いてしまい、不安感・緊張感が伝わります。

立ち位置は、自然に視界に入る間(数m手前にいるタイミング)に確認しておきましょう。

ステージ上にいる間は全て評価対象

後ろに控えている際も、審査員はポージング・表情を見ています。気を抜いてはいけません。

ポージングが雑になっていたり、真顔になっていたり、頭が下を向いていたりすると見栄えが悪く、よくない意味で目立ちます。

舞台からはける際のウォーキングも見られている

全ての審査が終わり、舞台袖にはける際のウォーキング、気を抜いていないですか?最後まで見られています。

舞台を降りて完全に見えなくなるまで、エレガントにふるまいましょう!

進行を妨げない

大会はタイトなタイムテーブルで進行されています。その進行を妨げる振る舞いは、審査員の印象も悪くなるだけでなく、他の選手にも迷惑がかかります。

Yurika
誰も幸せにならないのでやめましょう。
  • Iウォークのルーティーンが長すぎて、後ろがつかえている
  • 左右スイッチや比較審査で呼ばれた際に反応しない、移動が遅い
  • 退場前のご挨拶が長すぎて、後ろが詰まっている

全部私は経験したことがあります。やった方ではなく、された方ですが…。

本人が一番焦っているとは思いますが、周りの選手も「間違えたか?!」と焦ったり、予定していたルーティーンができないなどの悪影響があります。

いずれも、事前に対策できることばかりです。しっかり準備をして臨みましょう!

臨機応変に対応できるように準備しておく

大会当日の進行次第では、様々な変更が加えられることもあります。舞台袖の待機中に指示が飛ぶ場合もあります。

臨機応変に対応できるように準備しておきましょう!

  • 欠場者がいたため、予選審査がなくなった
  • Iウォークがなくなる、もしくは増える
  • 進行が押しており、巻いて欲しい、プレアクションを最低限にと言われた

まとめ

ステージ上で焦らず、エレガントにふるまうためには、事前の準備が大切です。事前に次のことを整理しておきましょう。

  • ステージ上での動き
  • 自分の出る大会で、どのラウンドが実施されるか
  • どのラウンドで、どんな動きをすれば良いのか

司会・ステージマネージャーの指示にすぐ反応できないと、大会進行を妨げる恐れもあります。

しっかり準備して臨みましょう!

Yurika
事前準備をしっかりすると、自分も焦らなくて済みます。

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