トップ選手の堂々と美しいポージング、憧れますよね。憧れの選手たちに近づくために、日々練習を重ねている選手も多いでしょう。
しかし、練習方法が間違っていると、本番で練習した成果を発揮できないまま終わってしまいます。
今回は、ポージング練習のポイント&おすすめグッズについて紹介していきます!
この記事を読めば、ポージングをどのように練習していけば良いか、わかるようになります。
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ポージング練習時に気をつけたいポイント
まず最初は、ポージング練習時に気をつけたいポイントを6つ、ご紹介します。
- 審査員の目線で見る
- 鏡を見ないで練習する
- 広い場所で練習する
- 人に見てもらう
- パーツに分けて練習する
- ポージングだけでなく、エクササイズを行う
それぞれについて、詳しく解説していきます!
1)審査員の目線で見る
JBBFの場合、審査員は客席の最前〜3列目に座ります。ステージと客席は高さに差があるため、審査員は下から見上げる形になります。
そのため、自分が鏡で見るポージングと審査員が見るポージングにはかなり印象の差が出てきます。
フィットネス系コンテストは「競技」であり、審査員に自分を良く評価してもらう必要があります。つまり、「審査員目線でどう見えるか?」を意識して練習することが大切です。
2)鏡を見ないで練習する
ステージに鏡はありません。いつも鏡を見て練習していると、鏡がないステージで「出来ているだろうか?」「あっているかな?」不安になってしまいます。
また、ずっと鏡を見て練習していると、視線も審査員ではなく、自分の目線の高さで練習することになります。そうなると、ステージに立ったときに、審査員を見る(=アピールする)ことができません。
最初は鏡を見て、練習してもOKです。ただ、途中からは鏡無しで、スマホなどで撮影しながら練習しましょう。鏡がなくても、審査員に美しく正確なポージングを見せられるまで練習しましょう。
3)広い場所で練習する
ステージは想像以上に広いです。広いステージで堂々とポージングをするためには、「広い空間を支配する」感覚でいる必要があります。
狭い空間で練習していると、ポージングやウォーキングは縮こまってしまいます。広いスタジオでの練習も取り入れましょう。
4)人に見てもらう
自分で見た印象と、他人が見た印象は異なります。自分では丁寧にやっているつもりでも、人から見たら雑な印象を与えているかもしれません。
人から指摘をもらうことで、自分のポージングを客観的に見ることができ、改善に繋げることができます。
個人的には、競技者以外にも見てもらうことをおすすめしたいです。競技者ではない人でも「違和感」を感じるポージングは即刻修正した方が良いと思います。
5)パーツに分けて練習する
ポージングのルーティンの中に修正箇所が複数ある場合、通し練習をしながら一つ一つ直していくことは難しいと思います。
ポージングを複数のパーツに分けて、1つ1つのパーツを繰り返し練習することで、改善は早くなります。
改善した複数のパーツを組み合わせて、ルーティーンをが改善するイメージで練習しましょう。
6)ポージングだけでなく、エクササイズを行う
ポージングそのものだけ練習しても、なかなか上達することはできません。
例えば、胸椎伸展が苦手で上手く上体を反れない人が、ポージングだけ練習しても、改善には時間がかかります。胸椎伸展のためのエクササイズを別で行うことで、早く改善させることができます。
ポージングの練習をする際は、以上の6つのポイントを押さえて行っていきましょう!
ポージングの練習方法
次に、自分で練習する場合の具体的なポージング練習方法をご紹介します。
ポージング練習のステップ
- 鏡を見ながら練習する
└まずは鏡を見て大丈夫です。規定ポーズがスムーズに取れているかを確認しましょう - 鏡の前に目印になるものを置き、審査員目線を意識して練習する
└JBBFの場合だと、床にペットボトルなどを置くとちょうど良いです - 2の状態でスマホで撮影する
└A)トップ選手のポージングと比較する場合:同じアングルで撮影する
└B)審査員目線でチェックする場合:審査員の目線と同じになるように撮影する - 動画を再生し、規定ポーズで静止した部分をスクショして、静止画の状態でお手本や規定のルールと比較する
- 違いを見つけたら、修正のための部分練習やエクサイズを行う
- 繰り返し練習する
- 広いスタジオで、審査員目線を意識して練習する
時々人に見てもらい、客観的な意見を取り入れましょう!
ポージング練習おすすめグッズ
ポージングできる!お手頃価格の全身鏡
自宅でポージング練習をする際、見切れてしまって困っていませんか?
普通の全身鏡・姿見だと横幅が狭く、ポージング中の全身を映すことはできません。
かといってダンスレッスン用の横幅が大きいミラーは高価な上に、壁面に固定する必要があるなど、設置が難しいケースもあります。
そこで、私が使っているのは、このミラーです。
縦が160cm、横が50cmあるため、全身を十分に映すことができます。また、重さは11kgで、女性でも問題なく運ぶことができます。
価格も12,000円程度と、ダンスレッスン用鏡と比較するとかなり安いです!
貸しスタジオ・自宅床の傷防止!ヒールカバー
競技用のサンダル・ミュールはピンヒールのため、床に傷をつけてしまうことがあります。また、貸しスタジオでは「ピンヒール使用不可」になっているところも多いです。
そんな時に活躍するのが、「ヒールカバー」です。
革製、もしくはシリコン製のヒールにつけるカバーで、革製のものは使い捨てになります。
ピンヒール使用不可のスタジオでも、ヒールカバーを付けることで利用可能になる場合もあります。必ず使用前にスタジオに確認してくださいね!
JBBFの公式シューズで革製のヒールカバーを使う場合は、競技ダンス(社交ダンス)用の「5cm/7cmヒール用ヒールカバー」サイズになります。
シリコン製は様々なサイズがあるので、自分のヒールにあったものを見つけましょう!
まとめ
- ポージング練習をするときは、6つのポイントを意識しましょう!
- 審査員の目線で見る
- 鏡を見ないで練習する
- 広い場所で練習する
- 人に見てもらう
- パーツに分けて練習する
- ポージングだけでなく、エクササイズを行う