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大会前のディプリート・カーボアップ・塩抜き・水抜きは必要?コンテスト初心者にお伝えしたいこと

2021年5月9日

Yurika

MAX64kgからダイエット!→JBBF出場/競技のお役立ち情報を発信中/WEBライター/BASIマットピラティス指導者/ピラティスのレッスンの詳細・ご予約は公式LINEから ▼戦績 2021北区オープン ビキニフィットネス2位/2022千葉オープン フィットモデル-158 優勝・ビキニフィットネス-158 2位/2022オールジャパンフィットモデル-158 8位/2023 関東選手権 フィットモデル5位/2023千葉オープン3位

Yurika
こんにちは!ビキニフィットネス競技者Yurikaです。
この記事で解決できる疑問

・大会前の最終調整って何をするの?

・ディプリート&カーボアップって?

・水抜き・塩抜きって?

・最終調整は女性でも必要?

こんなお悩みを解決できる記事を書きました!

コンテストが近づくにつれて、「ディプリート」や「カーボアップ」など最終調整についての言葉を聞いて、自分もやるべきなのかな…?と思っている方は多いのではないでしょうか。

仮に仕上がりに不安がある場合、調整でなんとかなるから大丈夫!と思ってしまうかもしれません。

ただ、調整は確実に仕上がりが良くなる魔法ではなく、博打的な要素がかなりあります

結論、コンテスト初心者や筋肉量の少ない女性は「大会前のカーボアップやディプリート、水抜き塩抜きは避けた方が良い」というのが私の見解です。

これらの調整はうまくはまれば効果がありますが、実際やってみないとどうなるかはわかりません。

逆にむくんでしまったり、パンプアップしない状態になってしまうリスクもあります。

それまでにきちんと仕上げておき、極端な調整を行わないことが、ベストな状態でステージに立つ方法だと私は思います。

ここでは「ディプリート&カーボアップ」「水抜き・塩抜き」の効果やリスクをご説明したいと思います。

大会前の1週間をどう過ごすのかはとても大切です。

最高のコンディションでステージに立つために、アクションをしていきましょう!

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大会前の最終調整って何をするの?

まず、最終調整は確実に仕上がりが良くなる魔法ではありません

コンテスト初心者や筋肉量の少ない女性は大会前に極端なことをしない方が良いというのが私の見解です。

いったん、最終調整として知られている方法をご紹介します。

ディプリート&カーボアップ

ディプリート&カーボアップとは、

  • 炭水化物を摂らずに(もしくは減らして)ハードなトレーニングを数日行って体内の筋グリコーゲンを枯渇させ(ディプリート)
  • その後一気に大量の炭水化物を取る(カーボアップ)ことで筋肉を張った状態ににする

ことです。

カーボローディングとも呼ばれます。

(成功すれば)筋肉がパンパンに張った状態になるので、一時的に筋肉を大きく見せることが出来ます。

リスクとしては、

  • ディプリートによる精神的な辛さや疲労、体調不良の可能性があること
  • カーボアップが不十分でパンプアップしなくなる可能性があること
  • 多量の炭水化物を入れたことにより、むくむ可能性があること

などが考えられます。

ビキニフィットネスにおいては、もともとの筋肉量が少ないため、ディプリート&カーボアップのメリットは少ないと私は考えています。

個人の見解です

 

水抜き・塩抜き

水抜き・塩抜きとは、体内の水分量を減らして皮膚下の水分を抜き、ドライな皮膚感にすることでよりハードな仕上がりにする方法です。

身体は塩分と水分のバランスを一定に保とうとするので、水を抜きたい場合同時に塩分も抜いていくことになります。

皮膚下の水分だけを抜くことは出来ず、体内全部の水分が減っていくため、筋肉のパンプアップに必要な水分も減ることになります。

リスクとしては、

  • 脱水症状を引き起こす可能性
  • 逆にむくむ可能性
  • パンプアップがしづらくなる可能性

などがあげられます。

ちなみに、ビキニフィットネスにおいては各所の血管がバキバキに浮き出ているようなハードな仕上がりは求められないと私は考えています。

(脂肪が薄い部分で血管が出てしまうのはしょうがないと思いますが、過度な血管バキバキはNG)

「エレガントでフェミニンであること」のためには、女性らしく、ハリのある肌感が大切だと思っています。

最終調整は女性でも必要なのか?

「極端な調整は避けた方が良い」が私の見解

これは個人の見解ですが、大会前に極端な調整をすること避けた方が良いと思います。

最終調整でなんとかしようとするのは非常にリスクが高いです。

特に、女性の筋肉量の少ないカテゴリにおいては、成功した場合に得られるメリットに対してリスクが大きいと私は考えます。

何か月も努力して作ってきた身体で、最後に"博打を打つ"という選択をするのはとても残念です。

そのため、やはり大会の1週間以上前にはきちんと仕上げて、一発逆転を狙わないのが大切だと思います。

もしも、直前になっても絞れていなくて焦ったとしても、調整(=普段と違うこと)で逆転を狙うよりも、ギリギリまで減量(トレーニングと食事管理)を続けた方が良いと思います。

参考

下記2つは公開されてから時間が経っている記事ですが、参考になると思います。

・SBD Apparel Japan 公式BLOG「ステージに上がる直前の1週間で気を付けること (半年間の努力を台無しにしないために…)」

・PHYSIQUE ONLINE「奇問・難問・珍問、何でも来い!Q&A ジュラシック木澤に聞け!! JURASSIC ANSWER」

また、JBBFのメンズフィジークでご活躍されているヤスさんも大会前の調整について動画を出されています。

ボディメイクをする人は必ず読んだ方が良いと思っているAthleteBodyの「肉体改造のピラミッド」でも、水抜き・塩抜き等は推奨されていませんでした。

ぜひ参考にしてください。

まとめ

  • 大会前の最終調整は魔法ではないので、「仕上がっていないものを仕上げる」ことは出来ない
  • 大会の1週間以上前にはきちんと仕上げて、調整で一発逆転を狙わないのが大切
  • ディプリート&カーボアップとは、体内の筋グリコーゲンを枯渇させ(ディプリート)、その後一気に大量の炭水化物を取る(カーボアップ)ことで筋肉を張らせて、一時的に大きく見せる方法
  • 水抜き・塩抜きとは、体内の水分量を減らして皮膚下の水分を抜き、ドライな皮膚感にすることでよりハードな仕上がりにする方法
  • どちらもコンディションが悪化するリスクがある
  • コンテスト初心者や筋肉量の少ない女子カテゴリにおいては、メリットよりリスクが大きい
個人の見解です

 

Yurika
最終調整は魔法ではありません!トレーニングと食事管理でしっかり絞りましょう!

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