
・コンテスト時にタトゥーを隠す方法は?
・タトゥーを隠す必要がある団体はどこ?
こんなお悩みを解決できる記事を書きました!
数年前と比較して、日本ではタトゥーが一般的になっているように感じます。
ただ、「ジムではタトゥーを隠す」などのルールはかなり多いのではないでしょうか。
同じく、団体によってはコンテスト時にもタトゥーを隠す必要があります。
私自身はタトゥーはないのですが、タトゥーを入れている方は「コンテストに出たいけど、どうやって隠せばいいのか?」とお困りの方もいるのではないかと思います。
今回はTwitterのフォロワーさんに教えてもらった、タトゥーカバーの方法をご紹介します!

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タトゥーを隠す方法は?
※リンク先は公式サイトのうち、タトゥーについての記載があるページ、もしくはPDFファイルになっています。
タトゥーを隠す方法
タトゥーを隠す方法は、
- カラーリングサロンでタトゥーカバーの施術を受ける
- 自分でファンデーション等を使いカバーする
- サポーター・シールなどで隠す
などがあげられます。
以前、肌色テープ(テーピング用?)でタトゥーを隠していた選手を見かけたことがあるのですが、悪い意味でとても目立っていました…。
そのため、なるべくカラーリングやファンデーションで隠すことをオススメします。
また、タトゥーカバーは大会前のカラーリング(スプレータンニング・セルフカラーなど)の余分なリキッドの洗い流しが完了してから行います。
まずは主催連盟に確認をする
タトゥーを隠す方法について、まず出場する大会の主催連盟に確認を入れていただきたいです。
なぜなら、大会によって「隠し方」のルールが異なる可能性があるからです。
例えば、JBBFの場合、「選手権大会実施規定」の記載は以下の通りです。
第 10 条(イレズミ)
総ての選手権大会においてイレズミのある者の出場は禁止する。 但し、イレズミが身体のごく一部分の場合に限り、当該部分を包帯・絆創膏・サポーター等により完全に隠すことができれば出場可能とする。 しかし、隠れた部分は採点できないので、採点上のマイナス要因となる。
私は「方法問わず、タトゥーを隠せば出場OK(ただし、隠した部分は採点できない)」の理解でいました。
ただ、先日フォロワーさんがファンデーションでタトゥーカバーを行って出場したところ、当日シールで隠すように指示を受けたそうです。
たしかに、この文言だけだと、タトゥーカバーのカラーリング・ファンデーションのみだと出場可能なのか、確実な判断が出来ません。
そのため、カラーリングやファンデーションでOKかどうか、事前に問い合わせをした方が安全です。
また、2022年のオールジャパンフィットネスチャンピオンシップスの開催要項には上記規定と同じ文章に加えて、以下の記載があります。
イレズミのある方の場合、処理する前後の写真を主催者に送って出場可能か判断を仰いでください。
このようなケースもあります。必ず開催要項を確認の上、指示に従ってください。
カラーリングサロンでタトゥーカバーの施術を受ける場合
コンテスト向けのカラーリングサロンでは、タトゥーカバーの施術を提供している場合があります。
例えば、大宮のBEYOND WAXさんではタトゥーカバーを行っています。(2022年8月時点)
→BEYOND WAX「タトゥーカバーについて」
この記事によると、タトゥーカバーは3日ほど持つそうです。
自分でファンデーション等を使いカバーする場合
自分でファンデーション等を使ってカバーする方法をフォロワーさんに聞いたところ、
「"マーシュフィールド"のアイテムでカバーアップを行った」方が2名いらっしゃいました。
今回はお二方のカバーアップの方法をご紹介します。
マーシュフィールドは生まれつきのアザや傷跡などを隠す、「カバーアップ」に特化したメイクブランドです。
汗、水、皮脂に強い「ウォータープルーフ処方」のため、パンプアップやステージで汗をかく競技者にもぴったりです。
それでは、具体的な方法のご紹介です。
1人目の方
防水もしっかりしており、乾いた後は衣服への色移りもほぼなかったそうです。
人によってはインナーカラーだけで大丈夫な場合もあるとのことでした。
2人目の方
- 「マーシュフィールド SC ボディカバーファンデB(色:20レッド)」を塗り、青みを消す
- 「マーシュフィールド SC ボディカバーファンデN(色:ダークベージュ07)」を重ねる
- フィニッシュパウダーとして、手持ちの「三善 ソフトべールパウダー(色:透明)」をはたく
- 黒さが足りない時は顔用のシェーディングをパフで擦りとってその部分に重ねてカラーリングした肌の色に近づける
ご自身でカバーアップされた際の前後のお写真を提供していただきました。とても綺麗に隠れていますよね!
掘りの深さによっては凹凸が残ることもあるそうです。
マーシュフィールドはサンプルの購入が可能なので、まずはサンプルで試してみてはいかがでしょうか?
また、カラーリングサロンに相談したところ、チャコットのスティックファンデーションを勧められ、購入したという方もいらっしゃいました。
タトゥーのデザインや位置によっても隠し方は異なってくると思います。
事前に十分テストを行って、しっかり隠せる方法を見つけてください!
タトゥーを隠す必要がある団体はどこ?
JBBF・マッスルゲート・SSA・SBCはタトゥーを隠す必要あり
タトゥーを隠す必要があるフィットネス系コンテスト団体は私の調べた限りだと以下の4つです。
団体名のリンクはそれぞれの団体の公式サイトの「タトゥーについての規定が記載されたページorPDF」に飛びます。
- JBBF
- マッスルゲート ※15cm×15cm以上のタトゥーは出場不可
- SSA(サマースタイルアワード)
- SBC(スーパーボディコンテスト)
FWJ・BBJは規定なし
タトゥーを隠す必要がない団体は以下の2つとなります。
BBJは2020年からタトゥーカバーが不要になったようです。
- FWJ
- BBJ
NABBAは記載なし
NABBAについては記載が見当たりませんでした。
公式Instagramにはタトゥーがある方の写真も上がっているので、隠す必要がないのかもしれません。
もし出場される際は、団体に確認することをオススメします。
まとめ
- タトゥーを隠す方法は「カラーリングサロンのタトゥーカバー」「自分でファンデーション等を使いカバー」「サポーター・シールなどで隠す」の3つ
- いずれもカラーリング(スプレータンニング・セルフカラー)の洗い流しが終わってからやる
- サポーター・シールは見栄えが良くないので、カラーリング・ファンデーションでのタトゥーカバーがオススメ
- 主催連盟にタトゥーのカバー方法について事前確認をした方が安全
- 自分でタトゥーカバーを行う場合、「マーシュフィールド」のアイテムがオススメ
- タトゥーカバーが必要なのはJBBF/マッスルゲート/SSA/SBC、不要なのはFWJ/BBJ
